ホーム応援団報2号



no.2_2004年11月

0102

[発行]
 森ばくろう
 応援団事務局


すりかえられた議案
──なぜ?

 9月24日の本会議最終日、議案第24号「市議会解散請求の署名運動に関与した一部市民に対する改選前の議員による刑事告発の取り下げに関する決議(案)」というジユジュゲムジュゲムみたいな長たらしい議案を、議長の反対にもめげず(?)ようやく提出することができた。初めて演壇に登っての提案説明はヤヤ上がり気味で、なんとか用意した原稿を読み終わった。ホッとする間もなく質疑となり、なんとも面食らってしまい、うまく答えられない。とにかく質問の意味が捕らえにくく、答えるにならないのだ。もちろん私が初心者で未熟のためもあるが、驚くべきことに質問者が読んでいる肝心要の議案が、私の提出した議案でなく、すり変わっていたのだから、議論がかみ合うはずがない。こんなバカなことがありうるのかと思うが、前代未聞の奇怪な「議案改竄・差し替え事件」が議会の裏側で起こっていたのである。
 議員の議案提案権の侵害であり、なによりも公文書の偽造であり、犯罪行為というほかにない。
 新風の会による申し出があり、議会運営委員会に諮られたが、どうして森ばくろう議員は、その時その場で気づいて申し出なかったのか──というような声もあり、議長の裁量に任されてしまったらしい。全くの茶番だ。
 議会内では「数の論理」がすべてに優先する。会派間の裏工作で「数の論理」は決まる。
 ソモソモ議案第24号は、選挙後の8月の臨時議会に提案するも、「緊急性に欠ける」との理由で受理されず、それなら9月本議会でと、議会初日の9月3日に提案するも、字句や文言の訂正を求められたり、提案そのものを「議会にふさわしくないから取り下げるよう」など干渉され、ようやく9月7日に議案提出にこぎつけた。しかし正式受理とならず、議長、市長による告発取り下げへの働きかけを申し入れる。
 この頃より提案取り下げを求める怪文書が繰り返しだされ、また議長宛に議案の取り下げを求める要望や公開質問状が届けられる。その内容が、議長の私たちへの言い分と同じなのにビックリしたりサモアリナンと肯いたり。
 驚くべきは、議案第24号の改竄された部分も、議長が私たちへ求めたり言ったりしていた、ソノマンマなのだ。
 しかし原議長による指示で改竄されたものではないということで、議会事務局の次長がひとり偽造文書を勝手につくり、それを間違えて議案として配布してしまったということらしい。全く理解できないし納得も出来ない説明だ。仮に間違いにせよ「事実過程」が、議会としても二度と繰り返さぬために明らかにされる必要があり、また千曲市民に対しても真相が説明されるのは当然であろう。

※もっと詳しく
【決議案の改ざん問題について】


こんなのだよ
千曲市議会

白日夢の委員会──ワンマン議会

 9月18日の総務文教委員会は、なにがなにやら、わけのわからぬ委員会審議であっけにとられるばかりだった。議長は総務文教委員会に属することに決まっているのだそうで「一委員」として委員長の横にデンと座り、委員長もペコペコだかオドオドだか議長を横目に肝心の「議事進行」も出来ないテイタラクだ。そして県下にタグイなき議長の独演会がはじまった。議案審議はスットバシて議題「その他」で選挙管理委員長が呼び出され、臼井委員長を「選管の議事録も残さない」イイカゲンな委員長と決め付け、「無効署名が多すぎる」と議会が抗議しても「署名運動は有効」と認めてしまい──そのために前議員の一部による告発が行われるようになったと言わんばかりの奇妙なコジツケで責めたてるのであった。

 選管の議事録は法的に義務づけられているわけではないし、臼井委員長は耐えがたきを耐えて、しかし選管の公平性と正当性を一歩も譲ることなく終始し、私は胸深く打たれた。ただ、この原議長の尋問は、身の毛もよだつばかりの執拗さで、警察官あがり(さがり?)の議長の政治手法の本質を垣間見たような気がした。あるいは私へのアテツケとして臼井委員長への言葉によるリンチが行われているのではないかと思い、「こんな委員会いらない」と私は心の中でつぶやき続けた。

 委員会での審議こそが議会の中心といわれるのだが、議長の考えや判断を他の議員に強制しているばかりで、議員の自由な発言や公平な審議を妨げているばかりだ。これでは、なんでも議長のいいなりになるワンマン議会ではないか。


舟券売り場─一件落着

 屋代の舟券売り場問題が9月議会で一件落着となった。場外舟券売り場設置に反対する耕作者の会(滝沢義人会長)から陳情書が出され、総務文教委員会で可決、本会議に報告され可決された。競艇の舟券売り場を作れば売上げの一部が市にはいるという甘い話だが、地元からは反対運動が起こり、継続審議になっていた。

 じつは、この時の委員会は、とつぜん議長が臼井選管委員長を呼び出し、質問やらミセシメやらわけのわからない議論に時間をとり、また委員長も森ばくろうのキルモノについてイチャモンをつけ始めるなど議事進行もままならぬ大混乱。そんな中で、舟券売り場の陳情については、いとも簡単に賛成多数で可決された──(という印象)。

 私たちは顔見合わせて、「何だかケガの巧妙みたいだなあ」と肯き笑い。最大の功労者は、ご苦労された臼井選管委員長だったかもしれないと思う。いずれにせよ心ある屋代の皆さんは安堵の胸を撫で下ろしたことであろう。


視察──旅行?

 10月20日の正副委員長会は「視察」について議論するというので出かけてみると、「視察」そのものはソッチノケで、「視察」の際の服装についてくだらない話を議長自ら言い出して、何の会議やらわからなくなった。つまりは森ばくろう議員の服装は視察に訪れた他市に対し失礼になるので、背広とネクタイにするよう要望するとことに、なんと議会運営委員会で決めたのだという。

 議運の田沢委員長は、そんな服装の規定や強要は、議会として決めることは法的に不可能であり、そんなことを決めても森ばくろう議員が行政訴訟を起こせば違法行為として議会側が敗訴するのは自明なことと反論し、議運の要請として伝えるが、強要でも強制でもないと説明した。

 議会は議員の服装について議論する場ではないし、そんなことを議論するのはセクハラや差別問題と変わらない。服装や化粧、容貌や体型、障害の有無などについて特別に取り上げ中傷や非難を繰り返すとは人権侵害ではないか。

 私は「視察」問題というから、市財政の面からも、また議員の視察旅行については市民の関心も強く、──経費を節減し、遊山まがいでない視察にとりくむよう議長や委員長が話し合うのかと思ったが、単に森ばくろう議員をよってたかってイジメるだけの会議で終わった。

 私は総務文教委員会なので、その「視察」の、フグを食ったり福岡の夜を見学する計画について疑問を述べ、「視察」の名に値するよう検討してもらいたいと意見を述べた。

 また各委員会の審議や調査のあり方と「視察」も関わるものとして、一人10万の予算あるから使うというような「視察」は無意味であると批判した。ソモソモ議長は「視察」の経費節減や研修のあり方についての方向づけを示すのが責務のはずだ。議員のキルモノなどツベコベいう者がいたら止めさせるのが、議会を代表する議長としての責任ではないか。


オレって小平議員なの?

 「告発取り下げを求める」議案24号の質疑の中で中沢直人議員は、私に向かって「小平議員」と言い出す始末。いくらなんでもご粗末すぎないか。見かねた議長が注意したが、ついでの私も答弁が適切でないとご注意を受けた。

 前議員の身とすれば「主謀者」とか「生首をとられた」とか、署名運動へのうらみつらみが骨身にしみているらしく、議会人として政治的課題として受け止めることは、とても出来そうになことがわかった。

 もっとも私自身も「出馬を断念した小平さんからバトンを受けついで立候補した森ばくろうデース」なんて選挙カーで言いながら、署名運動の人々から推薦や指名を受けたわけでなく、自分の議員としての立場がハッキリしていなかったのは事実。落選の覚悟は出来ていたが、当選してしまい、どうにも議員の覚悟が出来ないでいるのが本音なのだ。頭かきかきシドロモドロの答弁の中で、一市民としての足場に踏みとどまるのが精一杯だったと思う。

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